download download◆このお兄ちゃんは妹の為に、そーとー頑張っているお兄ちゃんである。◆
‐Story/導入部
お嬢さま学校を舞台とした、俺の無理ありすぎ女装学園生活
’’とある事情’’から、お嬢さま女子校に通うことになった妹のユリ。
しかし妹は、内気で弱々な小市民的キャラだった。
「どうしようお兄ちゃん…わたしにお嬢さま学校なんて無理だよぉ…」
「大丈夫だ。俺がナントカしよう」
やがて幾つかの偶然や、お兄ちゃんの活躍?もあり、主人公も同じ女子校に通えるようになるのだが…
(もちろん主人公は男性の為、女装して通うことに)
「……どう思うユリ?」
「えと……ちょびっと似合ってないかも…」
「かもじゃねえよっ、全方位どっからどう見てもアウトだろっ」
残念ながら彼は、美少年でもなければ、男の娘でもない普通の野郎だった。
むしろ女子と言い張るには、明らかに無理のある肩幅。無駄に筋肉質の全身。
入学早々、怪訝な目で見られる主人公と、必死にそれを誤魔化す妹だった。
そんなある日のこと、同じ寮に住む、しず花から、「演劇部」への勧誘が来るのだった。
「ほら貴女って男っぽいじゃない?」
「(…男っぽいとゆーか、ホントは男なんだけど)」
「ウチって男役が足らないから、貴女が入ってくれると助かるのよね」
―こうして演劇部へと入部することになった主人公と妹。
でもそれは…’’彼女らの秘密’’も知ることを意味していた。
主人公(と妹)の秘密が1つ+ヒロインたちの秘密×5
……そのすべてを、一人で抱えることになってしまった主人公は……
◆この妹も、そーとー頑張っている妹である。◆
‐Story/演劇部
聖王華学院 演劇部
‐全国区でも名の通ったお嬢さま校にして、50年の歴史を誇る本校でも由緒ある文化部‐
演劇部に所属することになった主人公。と、妹の二人。
……しかし、明らかにおかしい。
なにやら照れ臭いラブシーンやらキスシーンの練習ばかり。
しかも本人達は、無駄にテンパりながらも真剣らしい。
(主人公が男であることを知っている妹だけが、その様子に、赤くなったりヤキモチ焼いたりと一人で大騒ぎ)
そんなある日、ようやく顧問の寧々先生は打ち明ける。
「実は、この演劇部は仮の姿で、本当は……」
―男が超苦手な女生徒の、男性克服の訓練の場。
ここにいる全員が、妹のユリ同等か…
もしくは、それ以上の男が苦手ということだった。有名女子校だけに、その苦手っぷりもハンパない。
「つまり、貴女のような男っぽい人が、訓練には最高なのよ。
むしろこれだけの逸材は本校始まって以来かも?」
―大体の事情を察した主人公(と妹)は、ますます苦境に立たされるのだった…
一人、また一人と正体がバレる度に、誰にも内緒にしてもらう主人公。
結果として、男性だと認識した上で、恥ずかしい練習もする為、ヒロインも大変なことに(妹のヤキモチも大変なことに)
‐全員にバレたところで共通ルートから、各個別ルートが始まります。‐